2019年10月13日

高性能住宅工法「スーパーウォール工法」とは

スーパーウォール工法とは
『高気密』『高断熱』『高耐震』
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株式会社LIXILが開発した、高性能なスーパーウォールパネルと高断熱サッシ、計画換気システムが生み出す「高気密」「高断熱」「高耐震」構造の工法住宅です。
四季があり夏は暑く、冬に寒い日本で一年中快適に、そして健康に過ごす。そんな暮らしを実現するために開発されました。

スーパーウォール工法では独自の壁パネルを使ったモノコック構造により、いつ起こるか分からない地震や台風などの災害からもご家族を守る、高耐震の家も実現しています。

「四季のある日本で、快適に暮らす」「地震に強く長持ちする家をつくる」
光永ホームでは、お客様に安心・安全・快適に過ごしていただくため、スーパーウォール工法を採用しています。

スーパーウォール工法(以下SW工法)が優れている点は以下のとおりです。

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POINT1 温度環境
 
冬に暖かいリビングから出ると、廊下やトイレが寒い!!と感じる事はありませんか?
実は、この温度差は暮らしの快適性を損ねるだけでなく、家族の健康にも影響を及ぼします。

つまり、住まいの温熱環境は暮らしの快適性と健康を考えるうえで最も重要なのです。
夏は涼しく、冬は暖かく。
家の中の温度差を少なくし、理想的な温熱環境をつくるため、SW工法には以下の特徴があります。


重要なのは、家全体の断熱性と気密性のどちらも高めること
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たとえ断熱性を高めても気密性が低ければ、冷暖房の空気が漏れてエネルギーのムダが生まれます。そうなると、断熱効果は十分に発揮されません。
その点、
SW工法では、一般の住宅で使用されるグラスウールの断熱性能を1.8倍も上回る、高性能硬質ウレタンフォームで家全体を包み込んでいます。
これにより家全体の断熱性と気密性を高め、夏も冬も外気温に左右されにくい、魔法瓶のような空間が実現されます。

*気密性においても高性能住宅の証となるC値1.0を基準としています。SWの家は、一邸一邸気密測定を行い、性能報告書にて確認していただいております。
*気密性能はC値(相当面積)として数値化されており、数値が小さいほど隙間が少なく、気密性にすぐれていることを指します。


 
 
 

家全体が暖かくなるので、家の中の温度差が少ない
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各部屋を暖房で暖めるのと違い、家全体が暖かいので部屋間の温度差が少なくなります。
そのため、暖房をつけたリビングから出た時の不快なひんやり感も軽減され、浴室やトイレにおける、
突然死のリスクとも言える*ヒートショックの防止にも役立ちます。
*ヒートショックとは、暖かいところから寒いところへ移ることで(急激な温度変化が影響し)血圧が大きく変化することが原因で起こる健康障害のこと。


 
 


 

部屋間の温度差だけでなく、室内の上下の温度差も少ない
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暖房が効いている暖かい部屋なのに、なぜか足元が寒い。あなたにそんな経験があれば朗報です。
SWの家は家全体が魔法瓶のような空間になるため、部屋の上下の温度差も少なくなります。
そのため足元が冷えることなく、床に座って遊ぶ小さなお子様に寒い思いをさせることもありません。
また、吹き抜けや高天井の空間においても、上下の温度差が少ないため、暖房効率を心配する必要がなくなります。
もちろん夏も同様に、部屋の隅々まで快適な室温を保ち続けます。



 
 
 

冬、暖房をしない状態でも温度が下がりにくい
断熱性が高いスーパーウォールの家は、冬の暖房を入れなくても室温も下がりにくくなります。
冬に暖房を止めても15℃程度の暖かさをキープするので、朝起きた時や外出して家に帰ってきた瞬間に寒さを感じず、快適に過ごすことができます。





エアコン設定温度と体感温度の差が少なく、夏も冬も快適
私たちが感じる体感温度は、床・壁・窓・天井など、まわりの温度の影響を受けています。
例えば、冬。
室温が23℃の場合でも、断熱性が低く、まわりの表面温度が低くなると、20.2℃の暖かさしか感じられないことがあります。
この約3℃の温度差は、セーター1枚分の暖かさに相当し、
ついついエアコンの設定温度を上げてしまうことに...。

しかし、SWのお家なら、体感温度は22.1℃と
その差はわずか0.9℃。

冬も夏も必要以上にエアコンの設定温度を上げ下げすることなく、心地よく過ごせます。

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家中暖かい住まいなので、健康の改善につながる
近畿大学の岩前教授(住まいの断熱性と健康について研究されています)の協力を得て、SWのお家にお住まいの方を対象とした健康アンケートを行ったところ、
SWのお家に暮らしてから、以前の暮らしと比べて健康状態が改善したという回答を多く得られました。
健康全般についての調査では改善率が80%を超えるなど、驚くような結果も報告されているほどです。

これも、一年を通して快適な室温で過ごすことができる、ストレスフリーな空間を実現できたからこそ。
心も体も元気でいられる空間が、充実した暮らしを支えます。
 

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POINT2 空気環境

PM2.5などの空気汚染や、花粉症などのアレルギー。
これらが増加した昨今では、住まいの空気環境はご家族の健康にかかわる重要なテーマとなっています。
一日のうち、ヒトが一番多く体内に取り入れるのは、水や食べ物ではなく、空気です。
特に子供は体重1㎏当たりの空気の摂取量が大人の約2倍と言われており、ご家族の健康を守るためには、お家の中の空気をいつもきれいにすることが大事となります。

SWの家では、空気の室にもこだわった換気システムが、あなたとご家族の健康をお守りします。




世界トップクラスの熱回収率を誇る換気システムを標準装備
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SW工法の家ではいつもきれいな空気を家全体に満たすことができる、第一種交換型換気システムエコエア90が推奨されています。
エコエア90は、給気・排気ともに機械で行うことにより、より確実な換気を実現。さらに、熱(温度)と湿度の両方を交換できる、一般的な全熱交換型からさらに進化した換気ステムです。

熱回収率は世界トップクラス*の90%。これにより室内の快適さをそのままに換気を行い、すぐれた省エネ性能も発揮しています。*2014年4月1日現在
また、住宅1棟を1台の換気システムでコントロールするため、住まい全体の空気環境を整えやすいのも特徴です。給気・排気フィルターも1ヶ所でお手入れでき、メンテナンス性にもすぐれています。


光永ホームでも標準仕様としているエコエア90は、他にも以下の特徴をもっています。


室内の温度・湿度を保ちながら効率的に換気
熱交換率が90%もあるため、外気を取り入れる際に室内の温度に近づけて吸気できます。また住宅の熱損失のうち、換気が占める割合は約15%。これは省エネの課題にもなっていましたが、エコエア90ではこの熱損失も抑えます。
その効果は「*断熱材を4倍暑くするのと同じ効果」を得られるほど。
最先端の換気システムが、あなたとご家族に快適な空気を送り続けます。
*「住宅の省エネルギー基準の解説」内のQ値計算方法に基づき、外壁の断熱材厚みおよび換気方法(熱回収率)の条件を変えてQ値が同等となる値を計算した調整値。





エアコン効率を高め、節電効果も発揮
熱換なしの換気に比べ、エコエア90は換気そのものの熱源は電気ですが、住宅から流出する熱ロスを抑えることでエアコン効率が高まり、冷暖房のランニングコストを大幅に削減できます。37坪のお家なら、年間で約36,000円お得です。

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カビやダニの繁殖を抑える
家族や住まいの健康を害するカビやダニの発生は、空気がよどむ原因のひとつになると言われています。
SWの家は特に気密性が高いため、空気の流れを計画的にコントロールできます。そのため住まいの隅々にゆるやかに空気が流れることで空気のよどみが少なくなり、カビやダニの繁殖を抑える効果が期待できます。





PM2.5や花粉などの侵入を大幅にブロック
オプション.pngPM2.5や花粉などの外気の汚染が気になる場合は、PM2.5対応フィルター(オプション)を使用することが可能です。
これにより外気と共に出入りするホコリや花粉を大幅にカットできます。
常時、住まいの汚れた空気を排出し、フィルターを通してきれいな空気を取り入れることで、健康的で快適な暮らしを実現できます。









POINT3 災害への備え

日本の住宅において、地震や台風など自然災害への備えは最大の課題と言えます。
いつ起こるか分からない自然災害から命を守るために、SWの家ではさまざまな取り組みを行っています。




モノコック構造の採用
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基本となるのが、建物を外力から守るたしかな構造です。
SW工法では一般的な木造軸組み構造とは異なり、壁・床・天井が一体化した箱型を構成するモノコック構造を採用しています。
大きな外力にも変形しにくく、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくいのが特徴です。外力が建物全体に分散するので、ひずみや狂いに強さを発揮します。

モノコック構造はもともと航空機用に開発された構造
「モノコック構造」はもともと、極限の強度が求められる航空機用に開発されたもの。
スペースシャトルや新幹線、F1レーシングカーといった極めて強固さが求められるものに使われている構造のことで、「外皮が強度部材を兼ねる構造物」を指します。
外皮とは家でいう天井や壁、床などのことです。
日本に古来から伝わる木造軸組構造は木の柱や梁などの「骨組み」で支えられているのに対し、モノコック構造の家は「外皮(天井や壁や床)」全体で支えて受け止める画期的な構造です。
「壁式構造」とも呼ばれています。


飛行機.jpg総合的に優れているモノコック構造の家
モノコック構造の家は、柱や梁、土台を構造用パネルで一体化し、6面体の箱型にすることで外からの刺激を建物全体で受け止めることができます。
従来の木造軸組構造は骨組みで支えるので、外からの力でゆがみや変形を起こす心配がありました。
現在のモノコック構造は外からの力を面全体で受け、バランスよく力を分散して変形しにくい仕組みになっているため、木造軸組構造に比べて強度が高い家を建てることが可能になりました。
また耐震性や耐久性だけでなく、モノコック構造は耐火性・遮音性・耐熱性にも優れています。
さらに6面体の箱型にすることは頑丈さだけでなく、空間設計においても良い効果をもたらします。
6面の壁が家を支えているので柱を使用する必要がなく、自由な設計で住居空間を確保できるのです。





壁倍率5倍パネルを実現
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高性能スーパーウォールパネルは構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」を実現。これにより国土交通大臣認定も取得しています。
壁倍率2.5の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することも可能となり、より丈夫なお家を建てることができます。
 
 
 
 
 
耐震等級3の設計
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SWは大規模な地震の備えとして建築基準法の1.5倍の耐震性を持ち、木造住宅の最高等級となる耐震等級3の設計を推奨しています。
これにより消防署や警察署など防災の拠点となる建物の基準に相当する、より安全性の高い住まいが実現できます。





制振装置付きパネルの開発
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ただ揺れに耐えるだけでは、本当に地震に強い住宅とは言えません。
そのため、光永ホームでは地震の揺れを吸収し、建物への負担を抑える制震テープ付きSWパネルを標準装備としています。
建物の柱や梁との間に挟み込まれた制震テープが、地震による揺れに抵抗。
一般的な耐震住宅に比べ、建物の揺れを最大でおよそ二分の一にまで軽減します。

家全体で揺れを抑える仕組みとなっているため、何度揺れが来ても建物の変形が進みにくくいのも特徴です。
高耐震(SW工法)+ 制震機能 の相乗効果で、ワンランク上の地震への備えを実現しています。




さまざまな災害における信頼の実積
あなたもご存知のとおり、日本は地震大国です。
数々の大規模地震が発生する中で、SWの家はすぐれた耐震性能により、ご家族の暮らしを守り続けてきました。
また、6面体で強い外力もしっかり受け止めるモノコック構造や高い気密性を持つことから、
巨大竜巻や台風・豪雨など、風や雨の自然災害にも強さを発揮しています。
SWの家は、東日本大震災による甚大な津波被害においても、奇跡的に倒壊を免れた例があるなど、さまざまな災害に対する実積を持っています。
災害に強いお家が、これまでもこれからも自然災害に負けることなく、ご家族の暮らしの安心を守り続けていきます。







POINT4 品質と保証

SWの家は安心できる品質をお約束します。
住宅は一生の中で最も高価な買い物です。そして、ご家族にとっての大切な資産にもなります。
SWの家は、一邸一邸で実施する住宅性能の確認から部材の保証まで、建てる前も建てた後も安心できる品質をお約束します。



木造住宅では最高値となる「壁倍率5倍」の国土交通大臣認定を取得
高性能スーパーウォールパネルは構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現しています。
これを壁倍率2.5の基本パネルと組み合わせることで効率よく耐力壁を配置することが可能となり、耐震性にすぐれた地震に強い住まいを建てることができます。




万が一に備える「耐震補償」をご用意
SWの家では、万が一、地震の揺れが原因で建てた住宅が全壊した場合、建替え費用の一部を最高2,000万円まで負担する「耐震補償」をご用意しています。
「耐震補償」は、一般的によく知られている「地震保険」とは異なり、品質保証の一環として実現したものです。
もともと耐震性の高い住宅ですが、この保証によりさらなる安心をお約束します。
※耐震補償付きスーパーウォール工法住宅をご利用いただくには条件がございます。詳しくはお問い合わせください。




断熱材内部の結露による劣化を35年間保証
一般的に使われるグラスウールなどの断熱材は、年数が経つと湿気が原因でずり落ちてしまうことがあります。
その点、
SWパネルに使用している断熱材は室内からの湿気をガードし、断熱材内部に結露を発生させない高性能な硬質ウレタンフォームを採用しています。
さらに、瑕疵保証(10年間)では保証されない断熱材内部の結露による劣化を、LIXILが35年間保証*。
断熱材の劣化による暑さ・寒さの心配は不要です。
*保証対象となる断熱材は、壁パネル、屋根パネル、小屋パネルに使用している硬質ウレタンフォームとなります。





全棟で気密測定を実施し、性能報告書を発行
SWの家は、住宅の構造体とサッシ・ドアの工事が完了した段階で、一邸一邸気密測定を実施しています。
さらに、設計時の熱計算により算出された温熱性能と外皮性能、測定した機密性能を数値でご確認いただける性能報告書*を作成し、お客様にお渡ししています。

*性能報告書は、住宅の性能値を確認していただくもので、性能を保証するものではありません。





それらに加え、光永ホームでは、工事完了までに第三者機関による5回の検査を実施。
基礎配筋から工事完了までの重要な工程で、第三者機関であるJIO(株式会社日本住宅保証検査機構)による5回の検査を実施しています。

①基礎配筋検査(基礎配筋工事の完了時)
②躯体検査(躯体工事の完了時)
③外装下地調査(外装下地の完了時)
④断熱材調査(断熱材施工時)
⑤完了検査(建物本体工事完了時)

上記の5回の検査を実施することにより、お施主様が確実に安心できる品質で住宅をお届けできています。







アセット 11.pngのサムネイル画像スーパーウォール工法の
高性能規格住宅
TRETTIO(トレッティオ)

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S__28401668.jpgのサムネイル画像スーパーウォール工法のおうち
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